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子犬の時期の犬というものを僕は知らない。話にはよくきくが、どんなものかも想像がちょっとつかない。たしかに子供の頃、家には犬がいた。僕が生まれる前から両親が飼っていた犬で、物心付いたころにはすでに大人の犬だった。今の場所に引っ越すまで使っていた実家の家具の大半には、かの女(♀だからね)の噛み付いたあとがあった。ダイニングテーブル、椅子、サイドボード、ステレオetc.。ま、とにかく、家の中の木でできたモノにはなんかしら彼女がその歯でアタックした痕跡があったということ。2歳ぐらいになると犬もかなり落ち着くらしいから、僕がかの女の存在を認識できるようになった頃には、もういたずらは止んでいたと思われる。だから子犬のかの女が家で暴れていた姿は、僕の記憶のなかにはない。
mが↓で書いているように、先日、かの女の同僚のワン公をウチで預かっていました。パグの子。「はち」という名前です。すさまじいパワーに、われわれふたりともたじたじでした。まるで家に投げ込まれた手りゅう弾みたい! ここのところ動物と言えば、はしゃぐときもあるけれど、すっかり落ち着いてしまっている実家の白ネコ(6歳♀)と、義妹んとこのどちらかというと落ち着いているロップイヤーウサギ(6歳♂)しか知らないので、子犬、とはいっても1歳犬の元気のありあまっているような様にはびっくりした。 パグ。pug。その名は、ラテン語で「拳、拳骨」という意味の pugnus(プグヌス)という言葉からきています。皮のあまったクシャっとしたあの顔は、たしかに拳に見える。オランダで繁殖が盛んだったので、かの地が原産だと思われていた時期もありましたが、ご存じのとおりで原産は中国。 …なぁんてさも知っていたかのように書いていますが、いまさっきネットでちょいちょいっと調べたことをてきとーに並べただけですので、ウソかもしれませんよ。でもそれにしてもあのいつも困っているようなパグの顔って、なんと言うか、効果的だ。ついつい、「ぼくちゃんどしたの? どしたの〜? どちたんでちゅか〜?」と、しゃがんで手をとり構ってやりたくなる(←ああ、実際やった)。 朝か夜、預かった最後の日はその両方ともはちを散歩につれていってやりましたが、へぇと思ったのだけれど、かれ(♂だからね)はいわゆる「道草」を食わない。うちの犬など、ちょっと草むらがあったりすると、そっちの方へ行き、そこをクンクン嗅いだり、草を食んだりしていましたが、はちはただひたすら歩く。はっはっはっと息も荒くひたすら歩くのだけど、時折そのせわしない歩の運びを緩めて、こちらの脚に軽く、「ちょん」てな具合にアタックしては、ひとの顔を見上げる。親愛の情を示しているとこっちは勝手に解釈しましたが。それにしても犬と行く散歩が、こんなに楽しいものだったなんて。 文責:Perkyことvicke
by perky_pat
| 2005-10-08 23:01
| あにまるs
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