今日は良いお知らせと悪いお知らせがあります。

良いお知らせのほうは、今日の妊婦検診の結果から。
前回エコー検査ではお医者さんから「3匹、もしかすると4匹」といわれました。
お腹の大きさや体重から考えても3匹だけってことはないだろうとは思っていましたが、
レントゲンの結果。。。



なんと仔犬5匹がパクのおなかに入ってました！！！
おなかの中にギッシリでみんな元気です！

どうりで最近のパクの食欲が尋常じゃないのも納得（^^;;。
一日中食べ物をねだっていて、指でつまんでオヤツを与えようものなら
指ごと喰われる勢いなのです。
体重も今日で2kg増となりました。
お腹はおすわりすると下床にぺったり着いてしまうくらいの大きさです。

胎動はこの4〜5日で日増しにはっきりと分かるようになり、
最初は手の平を当ててじっとしているとかすかにピクピクと振動が伝わる程度だったのが、
2日もすると遠慮がちに寝返りを打つのが感じられるようになり、
昨日あたりからは目で見ても分かるくらい、はっきりと手足を動かしています。
手足を動かすことが楽しくてしょうがない、といった感じ。
パクは、たまに後ろ足で「カカカカカカッ」とお腹を掻いてますが
たいして気にしていない様子です。

私の目から見るといますぐ産まれても不思議ないくらいの大きさなのですが、
お医者さんがいうには出産にはまだ少し胎児が小さいとのことで、
出産予定日が先延ばしされ、予測は来週22〜23日となりました。
ブリーダーさんの予測は18〜21日だったので、
今週末〜来週頭くらいには出産なのかな？

とにかく当面の目標は5匹全員無事に取り上げること。
先生から胎盤やへその緒の処理などを写真入りの本を見ながら教わって来ました。
休日や深夜でも何かあったら対応すると言っていただいたのでほっとしました。

はー。
それにしても5匹は想定以上でした（笑）。
産まれて落ち着いたら里親募集のことをまじめに考えないと。



さて、次は悪いお知らせです。

今朝、5時頃に炊飯機の掃除をしていたときのこと、
蒸気孔の内側に付いているゴムパッキンを取り外そうとして手を滑らし。。。

落ちて行くゴムパッキン、目ざとく見つけかけよってくるパクチー、
それだめーーー！！！と叫ぶ私。

気が付くとパクはけろっとした顔で私のそばに座っており、
だがしかし炊飯器の後ろに落ちたはずのゴムパッキンがないんです。
部屋中探したけどない。どんなに探してもない。
ってことは見てないけどパクがパクッといっちゃった以外に考えられない！

異物誤飲？！　こんな大切な時期に？！

半泣きになりながら、以前もお世話になった救急病院に電話してみたところ
宿直の先生の判断はこのようなものでした。

ゴムパッキン（直径2.5cm、厚さ1cm）くらいの大きさだと、
胃から腸に流れるにはちょっと大きいので通常は吐かせるそうですが、
吐く事により血圧が低くなったり低カルシウム状態になると胎児に影響が出るため、
この場合はなにもしないで様子を見るほうが良い。

そこで救急病院には行かず朝まで待って、妊婦検診のときに一緒に見てもらうことにしたのです。
そうしたら、ちゃんと写ってました。
5匹の赤ちゃんたちと一緒に、胃の中に見覚えのある形のゴムパッキンが（--;;。

こちらの病院でも吐かせる処置は危険なので行わず、
運が良ければ自分で吐くか、胃酸で侵され小さくなったものが腸を通って出て来るかもしれないと。
最悪、腸でひっかかって腸閉塞を引き起こした場合は、開腹手術と同時に帝王切開になってしまうのですが
そうすると数日食事を取れなくなるので、点滴を打って授乳をしなくてはならなくなるそうです。
少なくとも出産前後はなんともなく過ごしてくれるといいのですが。

パクがこういった異物誤飲をしたのは今回初めてで、
普段だったら口に入れても飲み込まないようなものなのですが、
お腹がすいていたので食べ物だと思い込んでしまったんだと思います。
落っことした私が本当にバカだったのですが、これがもっと危険なものじゃなかったのは不幸中の幸いでした。
と、書いていて思い出したのですが、そういえば何年か前のお正月に
パクはお節の煮物の鍋をひっくり返して大きな煮物を幾つか丸呑みしたことがあります。
そのときもケロッとしており、1週間後に突然、3〜4cmはありそうなタケノコをもどしたんですよね。
まるっきり消化できていなかったので、ある意味あれは誤飲だったと言えるかもしれない。
あのときのように今回もあっさり吐いてくれますように。

とにかく突然のことで相当にショックだったのですが、
落ち着いて考えてみると、ゴムパッキンがなくなったために
我が家の15年ものの炊飯器は今日から使えなくなったわけなんですね。
（まー、そのうちパクから出てくるのを気長に待つって手もあるけど（^^;;）
これは偶然というにはできすぎなのですが、
この2〜3日、うちでは玄米がおいしく炊ける高機能炊飯器を買おうか買うまいか悩んでいて
値段も値段だしうーんとなっていたところにコレだったのです。
パクが身体を張って炊飯器を買い替えるように仕向けたような気がしてきました。
将来、パクの子供たちや新しい炊飯器を見るたびに
笑い話として今日の事件を思い出せますように。

文責：Patことm