日々徒然 +
by perky_pat
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カテゴリ:音楽( 20 )
old but....
きのう(もうおとといになるか)本屋に行ってコンピュータ雑誌のコーナー見てたらマックの雑誌(『Mac Fan』だったと思う)の表紙に内田裕也(65)が! このひとマックユーザーだったの? と思い、なかのインタビューを読んでみたが、昔から映画の脚本書きなんかにコンピュータを使っているものの、べつにマッキントッシュのユーザーというわけではないらしい。あいかわらず「ロックンロール!よろしく!」で、ユーヤさんカッコよかったです。本買わなかったけど。で、その深夜。お酒なめながらテレビ点けると、ムッシュかまやつ(66)と井上堯之(63)が出てる! スパイダースの思い出話しなどしつつ、スタジオライブもやるという1時間番組だったけど、なかなかおもしろかった。で、やっぱりふたりともカッコよかった。ムッシュはおしゃれだし、井上堯之のギターもほんと凄い。横のmも「ムッシュかっこいいー」と言ってた。カッコいいだろ? おれ子供の頃、このひとに握手してもらったことあるよ。

と、1日で日本ロックの重要人物を意図せずして3人、目にすることになったが、なにかあるのだろうか(いやなにもない)。今日書きたいのはそんなことではない。大いに関係はあるが。
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ディスクユニオンに行けば、絶対なにか買ってしまうようになった。先日の吉祥寺店での散財は、そこで「スピード・グルー&シンキ」の紙ジャケ再発CDを2枚とも買ってしまったことによる。7000円少々。こんなものが去年出てたなんてことも全く知らなかった。現在手元にあるのは、すごい前に買ったブート(おそらく)だし、音もそんなによくない。今回は紙ジャケでの再発、それに加えてユニオンなら特典の帯つき。だったら些か高価ではあるけれど再発を買う価値はあるか…ぐらいにしか思っていなかった。

で、購入。そうなることはまったく予想していなかったけど、これを買った日から今日まで毎日延々と聴き続けているのである。いまの気分、というか嗜好にぴったりと合うみたい。もはや今日においては、知性派、インテリというものなぞはゴミである。個人的にはかれらがアタマだけで作ったような、脆弱で吹けば飛ぶよな音楽にはまったく興味がなくなってきているので、こういうどちらかというと原始人かゴリラが好き勝手やってるような、肉体そのものや、そのなかをドクドクと流れる血を感じられる強い音楽がとても心地よい。この2つのアルバムに関しては、改めて別日にでも単体で取りあげたい。

スピード・グルー&シンキにすっかりヤラれ、いまはそれに加えてゴールデンカップスも聴きはじめた。ふたつのバンドともベースギターを弾いてる人物は同じ。ゴールデンカップス聴きたくなったんだけど、手持ちのカップスのアルバムは実家に置いてあるので(これらも紙ジャケとかで再発されてるので買ってもいいんだけど)、こないだ近所のヴァージンで出てまだそんなに経ってないというベスト盤、『コンプリート・ベスト ブルース・オブ・ライフ』を購入した。CDをいちいちプレーヤーにセットするのも面倒なので、iTuneに取り込み、スピグルシンキとともにヘェビィロォテェショォン中。初っ端が「ジス・バッド・ガール」でじつにイカす。「ロック」から「歌謡GS」まで、オリジナルアルバム1st-3rd、シングル数枚より満遍なく、ほぼ年代順にまるまる80分計21曲収録されている。このバンドのベストってはじめて聴いたけど、これってよく出来たベストなのでは。選曲は妥当で、曲順もよく錬られているし、ブックレットや盤面、インレイのデザインにも愛が感じられる。ゴールデンカップスに興味はあるけど、どのアルバムを聴けば良いのやら? と迷っている人は、とりあえずこれを聴いてみたら如何でしょうか。しばらく楽しめると思う。

やはりカッコいいです。デイブ平尾は冗談みたいに歌上手いし、加部はやっぱりあぶなっかしくって凶暴だし、ミッキー吉野はスジもセンスもどっちともいいし、ほんとサイコーです。久しぶりに聴くと、ガセネタみたいだと思ったところもあったけど。だけど、今回もっとも衝撃を受けたのが、最後のトラックのいわゆる歌謡ロック、「愛する君に」。この曲が最後の最後に収録されていることを知らなくって、不意打ちを食らった。いちど聴いて、すぐさまリピート、1度目よりも大きな衝撃を受けた。この歌は、なんどかカラオケで歌いながらそのたびに泣きそうになったことがある。


文責:Perkyことvicke
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by perky_pat | 2005-04-02 00:45 | 音楽 | Comments(0)
annet peacock / the aura years 1978-1982
ぼくの書くテキストは音楽のことばかりになりつつありますね。ここ数年、去年の半ばぐらいまでは、ほとんど音楽を聴かない、あるいは聴いてもこれまでのコレクションを引っぱり出してきて聴く生活をしていたのですが、最近では、また新しいレコードをレコ屋で買って聴くようになりつつあります。やはり音楽、大好きなもので。

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ジャズピアニスト、ポール・ブレイの名前を憶えたときに、カーラ・ブレイとゲイリー・ピーコックとアネット・ピーコックの名前もいっしょに憶えた。ポールとカーラ、それに、ゲイリーとアネットはもともと各々夫婦だったのだが、のちにお互いのパートナーをスワップした。40年以上まえのことです。各人がとても才能ある音楽家で、そのことだけで語られる資格が十分すぎるぐらいあるというのに、かれらのことが話題になれば、なにかとこの「スワップ事件」(というようなものでもないか)が持ち出され語られることを当人たちはどう思っているのだろう? アネット・ピーコックについては、それに加えて素っ裸になったとかいう60年代のステージ上での振る舞いをいまだに持ち出されるのだ。…というように、どこかエロティックなイメージがかれら4人にはどうしてもついてまわるが、ぼくがかれらの名前を憶えたのは、そういうイメージがあったからこそなのは言うまでもないことですが。1941年ニューヨーク、ブルックリンの生まれ。ということは今年2005年には御歳64になるということですね。

アネット・ピーコックとはどういう音楽家か? と問われると、なんともとらえどころがない、と答えるしかない。才能のある音楽家ということだけは確かですが。もともと音楽家の家に生まれ育ち、小さなころからピアノを始め、演技を学んでいたこともあったが、20になる前にジャズベーシストのゲイリー・ピーコックと結婚。かれとかれのまわりの音楽家(アヴァンギャルドな音楽や、フリージャズをやってる人間が多かった)と交流していくうちに、音楽家として生きていくことを決めたそうです。その後の輝かしいかの女の活躍の軌跡はここに取り上げることがらではないので(そもそも史実や資料と首っ引きで文章書くなんてぼくにはできないので)、割愛します。個人的な印象としては、女ジョン・ケール、というか、ジョン・ケールと同じにおいがする人間。

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このレコードは、長いあいだ廃盤になっていた、rock eraの彼女の代表作:『X-Dreams』(1978)と、『The Perfect Release』(1979)の2枚のアルバムをカップリングし、2曲のボーナストラックを加えたもの。実質ベストと言って差し支えないのでは。昨年出されたものなのですが、つい先日タワレコ行くまでこんなものが世に出ていたとは全く知らなかったし、アネット・ピーコックのことなどすっかり忘れていました。『X-Dreams』のLPは、とうの昔に手放してしまいましたが、むかーしやはり持ってましたね。若いころはピンとこなかったのでそうしたのでしょうが、いま聴いてみるとすごくいいし、しかもかっこいい。オトナのロックです。道理でコドモにはわからないはずです。1から7曲目、ようするに『X-Dreams』まるまる1枚分ですが、通して聴いていると昼でも夜でもすさまじくエロティックな気分になれます。それにこのひと、やはり歌が上手い。バックもミック・ロンソン、クリス・スペディング、ビル・ブラフォードをはじめ、なにげに豪華な顔ぶれ。今年のベストの1枚になるかも。


余談ですが、アネット・ピーコックって眼鏡を外したウチのmに似ている。


文責:Perkyことvicke
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by perky_pat | 2005-03-17 19:57 | 音楽 | Comments(0)
psycho candy / the jesus and mary chain
もうひと月以上まえのことになりますが、借りてきた映画のDVD (映画は『スイミングプール』。とても面白かった)の最初に、『ロスト・イン・トランスレーション』の宣伝が入っていました。『ヴァージン・スーサイズ』を撮った、ソフィア・コッポラの映画です。お父さんの血をひくだけあって、なかなか才能あるご様子。去年、これのTVCMがバンバンかかってたときには、はっぴいえんどの「風を集めて」がバックで流れていました。DVDの宣伝でももちろん使われていましたが、DVDでは、その他にもバックトラックのなかに、もうひとつ知っている曲がありました。ザ・ジーザス・アンド・メリーチェイン(以下jamc)の「ジャスト・ライク・ハニー」。とても綺麗な曲で、大好きでした。耳にしたとたん、ほんの一瞬ですが、ティーンエイジャーだったころの自分に引き戻されました。触れれば、それと関連する地点へとトリップさせてくれるのは、音と、あと香り/においの偉大なところ。

「ジャスト・ライク・ハニー」は、jamcの1985年のファーストアルバム『サイコ・キャンディ』に収録されています。アルバムはこれも数えきれないぐらいよく聴きました。いま振り返ってみるならば世間で言われている程の名盤だとは思いませんけど、燃料になるブツを探しながら、つねにフルスピードでブッ飛ばしていた歳のころ14、5のガキにはそんなこと考えている余裕なんてないので。初っ端の「ジャスト・ライク・ハニー」から、つぎの「ザ・リヴィング・エンド」の流れでいつも感じていたゾクゾクってくる寒気はこのレコード特有のもので、ほかのアイテムではお目にかかったことがない。

エレクトリックギターのフィードバック音のむこうから美しいメロディが浮かび上がってくる、みたいなことを、jamcの音を表すときによく言いますが、それはぼくもそのとおりだと思います。でも、このテキストを書くに当たり、さきほどネットでちょっと調べたところ、この「ギターのフィードバック音のむこうから美しいメロディが浮かび上がってくる」という「作風」は、自分たちが「発明」したと、jamc(というか、フロントマンのジムとウィリアムのリード兄弟だろう)は主張しているらしいですね。こんなのちゃんちゃらおかしいですよね。そんなこと言い出したら、おれもおれもって言い出す輩続出だと思いません? でも当時のオーバーグラウンドでは耳馴染みのない音だったでしょうから、その「作風」をひろめる伝道師の役割ぐらいは果たしたかもしれない。実際、My Bloody Valentine、The Pixiesなんかも、jamcからの影響を公言して憚らないようですし。 だから、ロック名盤として絶対に名の挙がるレコードだけど、これは記念碑的なモノという意味合いもあるのかしら。

なーんてことをエラそうに書いてはいますが、実は把握している限りでは、jamcで持ってるレコードって、アルバム『サイコ・キャンディ』と、「ローラー・コースター」のシングルだけなんですよね。しかも肝心の『サイコ・キャンディ』っていま現在手元にありません。実家に置きっぱなしです。もうたぶん15年ぐらい聴いてない。曲をアタマの中で再生しながらこれ書いてます。そういえばついこないだm嬢のコレクションのなかに1992年発表の『ハニーズ・デッド』を見つけて聴いたけど、まったくピンと来なかった。ほめてんだかほめてないんだかわかんない文章を書いたその上ダメ押しに愛のないことを最後の最後に書きますが、バンドが好きではなかったのかもしれません。


文責:Perkyことvicke
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by perky_pat | 2005-03-09 02:25 | 音楽 | Comments(2)
chick corea + return to forever
今年もブライスのニットを編みました。久しぶりに編み物をしたら、簡単な作りなのに、ひとつひとつ大きさが違って形もバラバラ。個性と思いたいのですが、狙ったわけじゃないのが悲しい(T-T)。昨年は短期間にいっぱい編んだせいか、きれいに揃ってたのにな〜。ちょっと下手になってしまったようです。(--;;

今年のニットはノーブルな深い紺色の気分でした。2点オークションに出品してます。興味のある方は、The Days of Perky Patのトップページからどうぞ。

刺繍のモチーフは思い付きでとっとと作るのですが、気が付いたらchick coreaのアルバム「return to forever」にそっくりなのが出来ていました。かつてジャズのレコードを聞きまくっていた時代があったので、その頃の刷り込みかもしれない(笑)。最近はパーキーが選んだレコード/CDをおとなしく聞いている身分ですが、年とったら静かな音楽ばっかり好むようになりました。二人とも好きなvince guaraldiとか良く聞きます。このアルバム「return to forever」もジャケのイメージ通り、清々しくてきれいな音楽。機会があったら聞いてみてください。

文責:Patことm
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by perky_pat | 2005-03-05 02:15 | 音楽 | Comments(6)
monsieur k et vodka collins
内田裕也さんのサイト内の「Biography」のページ、1960年の欄に、「この頃、かまやつひろし、高見純とともに<サンダーバード>というバンドに参加」とある。かまやつひろし=ムッシュかまやつ。ムッシュかまやつにはいちど会ったことがある。挨拶をして、握手してもらった。17ぐらいのころかしら。演奏会に行った時に、司会者としてステージに立っていたのがかれだった。会が終わって、そのオーケストラで指揮棒をふっていたイトコの顔を見るために楽屋に行く途中で、出くわした。すぐ近くで見るムッシュは、タキシードを着て、それはそれはマモーみたいでありましたことよ。森山良子(当日彼女も司会だった。ムッシュにとっては従姉妹に当たる。あと、サクラの唄うたってる森山直太郎のママ)となんか話してる。多感なティーンエイジャーで且つ、ミーハーだったおれがそこでムッシュになんて話し掛けたか、これまたまったく憶えていないけれど、握手してもらった。えぇと、森山ママのほうはあんまり印象に残っていない。

すべてのキャリアを把握しているわけではないけれど、ムッシュに対する印象をひとことで言うならば、トッポい人、というところですか。よく考えるとまったく違うんですが、おれのなかでは、ムッシュかまやつとマイルス・デイヴィスとケヴィン・エアーズ、かれらは同じステージに存在します。


ザ・スパイダース以外に、ムッシュとかかわりの深いロックバンドがあって、今回はそのバンドのレコードを取り上げます。Vodka Collins、ウオッカ・コリンズ。70年代はじめ、アメリカ人ジャズ歌手ヘレン・メリルの息子のアラン・メリルが、日本で日本人(ドラムズ:大口広司、ベース:横内"TAKE"健亨)と組んだバンド。もとはムッシュのバックバンドだった。名前はストーンズのキース・リチャーズが好きだったというカクテルからつけられたのだそうです。1970年生まれなもので、かれらのことはリアルタイムではもちろん知りませんが、当時はテレビ出演もするなど、それなりに人気はあったみたい。『東京—ニューヨーク』(1973)というアルバムを1枚残して解散。余談ですが、その後アランはロンドンに渡って、そこでまたロックバンド、アローズを組み、「アイ・ラヴ・ロックン・ロール」がヒット。

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そして1996年。ベースに加部"ルイズルイス"正義、ギターにムッシュを加えて再結成されたウオッカ・コリンズは、小山田圭吾が主宰していたレーベル、トラットリアから実質的な2ndアルバム、『chemical reaction 〜 ケミカル・リアクション』(menu.82)をリリースします。これは、『東京—ニューヨーク』収録曲のセルフカバーと、新曲の計11曲から構成されています。ジャケット写真は篠山紀信。内容はグラム(=T-REX)っぽい、とってもシンプルなロックです。ハデさとかは皆無といってよいです。ネムいロックと思うひともいるかもしれませんね。ところで、無人島に持ってくアルバム*枚選んでくださいとかいうアホな質問がありまして、おれは無人島なんてぜったい行きませんが、百歩譲って行くとしたら、そのときにはきっと*枚のなかの1枚に、このアルバムを挙げようと思います。聴いた回数で言えば、今までの生涯でいちばん聴いたと思われる、ドアーズの『L.A.ウーマン』に匹敵します。あまりに聴いて、すでにおれの血と肉になってしまっている音楽のうちのひとつなので、もしかしたら持って行かないかもしれませんが。いずれにせよ、このレコードに関しては、客観的な評価も判断も最早できないような状態になっています。


文責:Perkyことvicke
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by perky_pat | 2005-02-27 23:15 | 音楽 | Comments(0)
you may dream
下記とおり、「The Days of Perky Pat」が、サーバ移転及びリニューアルオープンしました。m aka pat入魂の作(← 死語)です。HOMEに飛んだ限りでは、そんなに変わっているようには見えないかも知れませんが、ディクショナリやノートなどは、かなり手を加えられたことがわかると思います。ぜひ行ってみてください。以上、宣伝でした。

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ところで、夢を見ました。内田裕也に会う夢。内田裕也って? 「内田裕也オフィシャルサイト」www.uchidayuya.com に行ってみてください。とても実際的なことを言えば、女優の樹木希林の旦那さんで、彼女の娘の内田也哉子嬢の父上で、嬢のダンナの本木雅弘a.k.a.モッくんの義理のお父様に当たる御仁。あ、そうだ、「ホタテマン」の仕掛人でもあります。

なーんでそんな夢を見たのか、まったくナゾなんですが。とにかく、内田裕也氏と会って喋る夢を見た。場所はどこだろ。まったく見覚えはないけれど、確かにそこは「中目黒」だった。住宅地で、つくられてからけっこう経っていそうな家が並んでいる。おれは内田裕也さんに会いにここにやってきていて、夢はかれの家に向かっている途中のおれの視点からはじまる。家が見えて来た。黒く太い柱が目立つ、立派な門構え。中は見えない。おれは前にここに来たことがあるのかしら? ここが「内田裕也」の家だということを知っている。それでは、と門を叩こう(そう、門扉を叩こうとした)と、ふと表札に目を遣ると、そこには「内田」ではなく、「本木」と書かれていた。それにいつの間にか同じ門扉がもうひとつ、おれの右斜前に出現しており、ちょうど、2世帯住宅の入り口のようになっていた。「あ〜、モッくんのところと2世帯住宅なのね」と、もうひとつの門の前に立ち、またそこにかかっている表札を見ると、やっぱりそれにも「本木」と書かれている。????となって、途方に暮れていると、目の前の門扉が開き、なかから内田裕也さんが出て来て、おれについて来な、というような顔をするので、そのあとをついていくと、なぜか、家のすぐ脇にある、児童公園のようなところに案内される。砂場と滑り台しかない。公園の奥にあるベンチに内田さんが座ったので、仕方がなく、おれもその横に腰を下ろした。ベンチは、ふたりがかろうじて座れるぐらいにちいさい。

なんか喋ったはず。ひとつもおぼえてませんが。例のカッコ(脱色長髪、ダボ目の黒上下、デカいグラサン )で、「お〜、ロックぅ〜」でしたよ。

しばらく話してたら(なに話してたんだか、ほんとうに気になる)。公園にモッくんがやってきました。2人しか座れないベンチに無理矢理座ろうとする…。かれもおれに向かってなにか話していたけれど、なに言ってたのかこれまたまったく憶えていません。

よくわからない夢でした。
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「ニューイヤーロックフェス」の2004 - 2005年が、1月にテレビでオンエアーされていましたけど、ユーヤさんのトルーマン・カポーティR&R BANDがスゲぇ(下品ですみません)ロケンローで凄まじくカッコよくて(あと、クールスもチョーイカしてた)、mと「カッコいいーーっ」。ヤられましたよ。あー、そーですね、単純ですナ。あはは。ヒトに会えば、「ズージャとかBossa Novaとかー、おっしゃれーな音楽が好きです!」、とか言ってはいますが、所詮おれは育ちの悪いロックの子なので。


文責:Perkyことvicke
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by perky_pat | 2005-02-26 00:02 | 音楽 | Comments(2)
R.I.P.TIDE
mが下でぼくのことを「ノイズ系の人」とか書いてますが、誤解ですね。だってぼく(正確に言うならば「ぼくら」)は、ふつうのロックバンドを組んでたのですから。ただ、ギターもベースもドラムズもボーカルも、音が極端にデカくてうるさくて、それが「ノイズ」に聴こえたのかも知れませんが。あははっ! もう大きなオトで音楽やるような体力はおそらくありませんね。そうですねぇ、いまバンドやるんだったら、ウオッカコリンズ(それも再結成版)かT-REXなんかのコピーバンドでしょうか…。


何週間か前になりますが、夜、テレビを点けると『ベストヒットUSA』が放送されていました。しばらく眺めていると、ロバート・パーマー「恋におぼれて(Addicted to Love)」のプロモーションビデオがかかった。ひさしぶりに観たけど、やっぱりこれイカしてるわ。曲も大好きだけど、どっちかと言うとビデオのほうが好きかもしれない。ボディコン(死語の世界にようこそ)ネェちゃんバックにしたがえ、恋をしてしまった男を朗々と歌うパーマー。暗さなどというものは、ここには微塵もない。奴は男だ。それも幸せな男だ。あー、おれも一度組んでみたいよ、あんなバンド。バックバンドの向かって右のはじっこのおねえさまの、ぱっつんぱっつんの服のなかで最初から最後まで揺れどおしのムネに見とれるのも毎度のこと。オトも画も人もすさまじくモロ80年代なのだけど、シンプルなつくりが幸いしてか、いま観てもそれほど古さを感じさせない。っていうか、いまの時代に却ってドンピシャな感じもします。余談ですが、この曲、ソニックユースの連中がほぼそのままコピーしてましたね。キム・バウア…じゃなかった、キム・ゴードンのヘタヘタなうたで、かなりダウナーなバージョンに上がってましたが。あの時代、ニューヨークなどのアンダーグラウンドなミュージシャンが、メジャーな歌手のヒット曲(マドンナの「Burning Up」とかね)をカバーするのが微妙に流行ってた記憶がある。

曲自体は、1985年のアルバム、『リップタイド』所収。『リップタイド』は、おそらくこの「恋におぼれて」という大ヒットした名曲のおかげで売れに売れたはずですが、アルバムそのものは冷静に見ていわゆる名盤か、というとそうでもありません(私見ですよ)。他にもっとデキの良いアルバムが、ロバート・パーマーにはあります。でもなんというか、80年代にあった、きらびやかで、軽薄で、なんでもありの一種渾沌とした雰囲気を、このアルバムの端々にも感じ取ることができて、聴けばちょうどティーンエイジャーだったころの自分を思い出すのに良い触媒になったりします。

このblogで前にも書きましたが、CRISTINAの2ndアルバム『SLEEP IT OFF』にも、かれのプロデュースした2曲が、ボーナストラックとして収録されています。この仕事は、時期的には『リップタイド』製作と同じころだと思います。興味が向きましたら、併せて聴いてみてください。パーマーがそのパブリックイメージとは違い(?)、音楽に真摯に向き合うことのできた、ひじょうに真面目な男だったことがわかります。


ロバート・パーマーが死んだというのを聞いたのは、かれが死んでからかなり経ってからでした。パリで客死。女と一緒。出来過ぎで笑っちゃう。若いなと思った。まだ死ぬような歳じゃない。びっくりした。ああ、またまだ死ななくてもいい人が先に死んだと思いました。


文責:Perkyことvicke

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by perky_pat | 2005-02-01 21:57 | 音楽 | Comments(0)
二〇〇四
ここ数年は毎年末、あるサイトに個人的なベスト10(対象は、その年購入したCDなど音楽が主ですが、実際はなんでも可)をコメントと共に提供しています。以下はぼくの2004年度のエントリー。順不同:


1. LUCIFER RISING Original Motion Picture Soundtrack / Music by Bobby Beausoleil (ARCANUM ENTERTAINMENT 2004 AECD0001)
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ケネス・アンガーのフィルム、『ルシファー・ライジング』につけられた音楽は、そのバージョンごとにいくつかあるようですが、一部好事家(だれやねんしかし)にもとてもウケが良いのがこのボビー・ボーソレイユとザ・フリーダム・オーケストラ(The Freedom Orchestra)版のサウンドトラック。実際『ルシファー〜』の今のところの最終バージョンに使われています。ボーソレイユのバックグラウンドなどは省きます。でもここで聴けるのは、60年代末と70年代末におけるかれの仕事です。ボーソレイユ版の『ルシファー〜』サウンドトラックのレコードは、ブートレッグや正規盤(?)で幾度かこれまで世間に出ており、ぼくもそのうちの1枚を所有していますが、今回のこれは、かれがフリーダム・オーケストラ以前、60年代の終わりに参加していたふたつのグループ、ジ・オルクストラ(The Orkustra)やザ・マジック・パワー・ハウス・オブ・オズ(The Magick Power House of Oz)の演奏が聴けるというので購入したのでした。レコ屋で、ある映画のサントラをさがしていた時に、たまたま見つけたものです。誰が買うんだろ。ぼくを待ってたのかな? ぼくが買いましたが。CD2枚組み。パッケージもブックレットもそれなりに丁寧につくられていると思います。ブックレットのテキストを読めば、ボーソレイユとその周辺についての伝説、正確に言えば、個人的に長年ひたすら怪しいと思っていた事柄が、すべてじつは真実であったということがわかり、それは驚愕的な収穫でした。マスターから新たにデジタル・リマスターしたというCDの音自体は、10年ほど前に買ったブートまがいのCDの音と違いがわかりませんでしたが。中身に行きましょう。フリーダム・オーケストラの音楽は豊かで、成熟した印象があり、でもまた硬質で、ストイックさも感じます。ほんとうにすばらしい音楽です。しかし、オルクストラやマジック・パワー・ハウス・オブ・オズにおける、若いころのボーソレイユの音楽はなんというか、当たり前なのかも知れませんが、青く、貪欲で、でもユーモラスで、さらにはなんだか聴いていると「ダマされているんじゃないかしら?」などと、なぜか知りませんが思ってしまう不思議なシロモノです。でもどちらを聴いてもわかることは、ボビー・ボーソレイユという男が、とても才能に恵まれた音楽家であるということです。チャールズ・マンソンもそうですが、もしもかれの前に適切なタイミングとチャンスがあったならば、もしかして成功したミュージシャンとして、かれ(ら)の名前を知っていることもできたのかな? なんて、少し考えてしまいます。順不同と言いましたが、実質はこれがベスト1ですね。
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2. DOLL IN THE BOX / CRISTINA (ZE RECORDS 2004 ZEREC.CD11)
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これと次の2nd "SLEEP IT OFF" は以前持ってました。どちらのアルバムも大好きでした。いまは手元にはありませんが。手元にない理由がどうしても思い出せません。それらがCDで再発です。2枚とも購入。まずは1stから。ジャケット(どうでもよい話だが、これはぼくの記憶にあるジャケットのデザインと違う)の下着女がクリスチーナ。女はハーバード大卒であり、そのオツムは200に手が届きそうなぐらいのIQらしくて、しかもZE RECORDSのオーナーのオンナ。以上は渋谷タワレコの、祝 ZE RECORDS オールドカタログ大再発特別設置試聴機コーナー(仮称)横のポップより得た情報。ぜんぜん知らなかった。でも、ZE RECORDSオーナーのオンナという点を除いては、米ライス国務長官とかわらないような気がする。それにライス女史って、ピアノの腕はプロ級らしいですし。リチャード・ストレンジ(ドクターズ・オブ・マッドネス)が言ったという、「世が世ならばクリスチーナはマドンナになりえた」とのコメントが、丁寧な仕事を施されたブックレット(デジパック仕様のジャケットも丁寧な仕事しています)にのっていますが、「世が世ならば」の部分はもっと思いっきり意訳して平ったく言うならば、「もっとこの世がとんでもなければ」ということ。ひっくり返せば、クリスチーナがマドンナになることなんてできなかった、ということでしょう。マドンナにあって、クリスチーナにないもの、それは歌声の「メジャー感」だと思います。多くのひとが受け入れてしまう、ゆるぎなきもの。もしかしたら、それはただの単なる声質のちょっとした違いなのかもしれません。でも、ひとはなにについても「メジャー感」を敏く感じ取るものだと思います。なので、この世で彼女がマドンナになれた可能性はやはりゼロ。そんな声でズンドコDISCOミュージックをバックにやけっぱち気味に延々と歌う。もうすばらしい。ファーストシングル他のボーナストラックも+5曲。1980年発表。
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3. SLEEP IT OFF / CRISTINA (ZE RECORDS 2004 ZEREC.CD12)
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ZE RECORDS といえば、コントーションズ。コントーションズといえば、ジェームズ・チャンス。かれもサキソフォーンで1曲参加。そうかと思えば、ある曲がもろ SUICIDE の2ndのトラックぽくて笑えます。クリスチーナの2nd。1stもイイが、2ndは傑作かつ名作。DISCOも健在ですが、1stにくらべるとズンドコ色は薄いかも。1stと2ndどちらを買うか迷っているのなら、この2ndを購入することをお勧めいたします。故ロバート・パーマーprod.の2曲を含む計6曲のボーナストラック付きで名盤のレベルがさらに上がっています。1984年発表。もうひたすらすばらしい。久々に聴いて、その日はちょっと血が騒ぎました。機会があるならば、いちどダマされたと思って聴いてみてください。
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4. SECRET WARS / ONEIDA (JAGJAGUWAR 2003 JAG60)
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こいつと次の ariel pink のレコードは、試聴機でしつこいぐらいに聴き倒して、それから買うことを決めました。ぼくもmも持ち物が多いことから、本やレコードの類いはもうあまり買わないようにしているので、昔だったら気軽に買っていたようなシチュエーションでも、とても時間をかけリサーチし(ホントかよ)、CDならば試聴機に入っているものであれば、購入すべきものか否か、それはそれは時間をかけて吟味するようになりました。それにもう外れは引きたくないし。ニューヨークはブルックリンのギター、キーボード、ドラムズのトリオ。けっこうキャリアのあるバンドらしいのですが、このごろ、新しい音楽なんてものにはほとんど興味を失っていたものですから、まったく知りませんでした。ジャケットのグラフィックが素敵だったので試聴機のヘッドホンを取ったのですが、1、2曲目を流して聴いて当たりだと直感しました。聴いていると発作的な笑いを誘われる音楽は大好きです。試聴機の前でヘッドホンを耳にひっかけながらゲラゲラ笑うヤツって、客観的に見るならば相当変かも知れません。余談ですが、2004年試聴機で聴いていちばん笑ったのが、トム・ウェイツの新譜。初っ端があの声でラップで、すさまじくて聴いているあいだじゅう笑いどおしでしたが、決め手に欠けたので買いませんでした。閑話休題。ゲラゲラ笑えてかつ、長く聴けそうな気がした(これも最近とても重視している点です)ので、買いました。バンド名のONEIDAなんて、音(on)がぼくの名字にも少し似てるし。でもこれ実際はニューヨーク州の地名らしいです。家に帰って改めてじっくり聴きましたが、やっぱり(大当たりというわけではないものの)当たりでした。歪みとうねりと痙攣のロック。あっ、ロックには、歪みうねり痙攣は必須でしたね。昔なら他のアルバムも即行で買ったでしょうが、試聴機でじっくり聴けない限りは、今は恐くてできません。 ONEIDASITE : www.enemyhogs.com
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5. ariel pink's haunted graffiti 2 THE DOLDRUMS / ariel pink (Paw Tracks 2004 PAW4)
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ariel pink は、まったく知らなかったミュージシャンですが、ロサンゼルスに在住し、ひとりでいわゆる宅録(YAMAHA MT8 cassette のクレジットあり)をして、それをCD-Rに焼いては地味に販売しているようなことをしている人なんだそうです。ほんと、作った音楽がすぐにCD-Rに焼けて販売できるなんて、良い時代になったものです。で、その ariel pink のCD-Rがひょんなことからどこぞのなんとかさん(氏素性及名前失念)という御仁の手に渡り、その御仁はびっくりして、自らのレーベルから、かれのそれまでのCD-R作品郡をちゃんとしたCD盤にして発売…。と、表層だけきけばシンデレラストーリーですね。ぼくもこんな音楽が記録されたCD-Rを手に入れればびっくりするだろうなぁ。だからといって、ぜひウチのレーベルから出させてくれたまえ、とコンタクトをとるかどうかはわからないけれども。そもそもレーベルなんか持ってないし。作詞作曲、それとひとりですべての楽器をあやつり、録音、そしてトラックダウンしてコンピュータに取り込み、CD-Rに焼いて、ジャケットデザインもおそらく自分でやって、パッキング。んで、それを近場のレコ屋に持っていき、頭を下げて置いてもらう。もしかすると、納品書なんかも律儀に置いていくのかもしれない。考えてみればすごい労力です。肝心の音ですが、サビ→サビ→イントロ→サビとか、アウトロ→アウトロ→サビ→イントロ→サビ→針飛びとか、こんなふうにいろんなフレーズがまったく何の脈絡もなく出てきては消えて1曲が構成されています。しかもその曲のほとんどは80年代のどポップを思わせます。キラキラ輝いていて、どの曲もとってもまぶしいです。でも好き嫌いあるかも知れないな。とにかくぼくはひじょうにツボにはまったレコードでした。どう例えたらいいかじつはよくわからないのですが、裸のラリーズの水谷さんが、スーサイドとクロームの連中をバックに、アレクサンダー・スペンスの『オアー』をまるまる1枚カバーしている感じでしょうか。ラリーズすきなひとは、聴いて面白いと思うのでは。ところで、買ってしばらくあとで知ったことですが、P-VINEから日本盤が出ているようです。若いひとみたいですね、ジャケットの写真見る限りでは。まぁ、ジャケットに写っているから本人、という保証はどこにもありませんが。「ariel pink's haunted graffiti 2」という題名どおりで、他にタダの「ariel pink's haunted graffiti」もリリースされているようです。これも見つけたら買おうと思っています。
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6. BLIND FAITH / BLIND FAITH (POLYDOR 1969)
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「盲信」「盲目的な信頼」。名盤として絶対に名前の挙がるブツです。高校生ぐらいのころは、このレコードのことはピンときませんでした。そんな作品は当時はたくさんあったわけですが。これに関しては、もしかすると20代も半ばを過ぎるころまで良く分かっていなかったかもしれません。歳を経ると良さがわかる音楽も多いです。いまではとてもすきなレコードのうちのひとつです。深夜にリチャード・ギア主演の、ベトナム戦争時代のアメリカを舞台にした、『ファンダンゴ』という映画が放送されていたのですが、そのラストで、ウイスキーの瓶をかかげたギアのシルエットの止め絵のバックに突然「Can't Find My Way Home」が流れたのです。みたとたん、全身に電流が走りました。翌日からコイツを引っぱり出してきて、それからしばらくのあいだ聴いていました。晩夏によく合います。
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正誤表(2005年2月5日記)
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(誤)リチャード・ギア → (正)ケヴィン・コスナー
(誤)ウイスキー → (正)シャンペン




7. 24 - Twenty Four season i-iii
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24時間戦えますか?という歌が昔あったけれども、ここに居ますよ。「オブコース!」と、オロナミンCも飲んでないのに胸を張って言いそうな連中が。アメリカ製のTVドラマ。24時間のあいだにどれだけ無茶なことができるか? JACKというサイコが最高な主人公(韻を踏んでみました)。mとハマりにハマる。シーズンiiiなんて、DVDBOX買ってしまいました(←ちょっとアホ)。



8. 連鎖犯罪/逃げられない女(1996 米)
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その『24』でJACK役のキーファー・サザーランド(ドナルド・サザーランドの息子)がJACK以上にチョーヤバいサイコ野郎に扮して、リース・ウィザースプーン演じるところの真性アバズレと命がけの追っかけっこをする映画。『赤ずきんちゃん』がモティーフでしょう。邦題の『連鎖犯罪/逃げられない女』なんて、いかにもC級サスペンスドラマっぽいですが、ところがどっこい(死語)、中身は非常に非常にブラックな映画。だからひとによってはコメディとみるかも。確かにこれはキーファー・サザーランドのフリークっぷりを思いきり笑う映画なんじゃないかしら。夏頃深夜にTV東京でかかっていて、『24』にハマっていた我々は、キーファーが出るならC級サスペンスでもガマンして観るかぁ、と期待もせず臨んだところ、あっさりと裏切ってくれたのでした。リース・ウィザースプーンもとてもいい。



9. ヨン様
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自分のなかでは確実に2004年度の流行語大賞です。ヨン様を見れば、優男だったころの自分を思い出します。「チョ〜気持ちいい!!」なんて言ってるガキはおととい来やがれです。



10. M.I.A.(Mobilesuit In Action 〜 モビルスーツ・イン・アクション)
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いわゆるガンダム世代です。ご多分にもれず子供の頃は、ガンダムのTV放送を観て、また、ガンプラ(=ガンダムのプラモデル)を作ったクチです。バンダイから「モビルスーツ・イン・アクション(以下M.I.A.)」というシリーズの、簡単に言えば、完成塗装済みのガンプラというところでしょうか、とにかくフィギュアが販売されており、その存在はかなり前から知っていたのですが、すっかりオトナになってしまったぼくは、「ふうん」てな感じで全く興味は持っていませんでした。ところが、秋口にネットで調べものをしていた時に、偶然 M.I.A. のファンサイトにぶち当たり、調べものを中断して思わず読みふけってしまったのですが、ひととおり読み終わったころには、すっかり、ひとつ買ってみてもいいんじゃない??…というような気になっていました。その日の内に近くにある模型屋に行って、「量産型ザク」を手にとってしげしげとながめました。1500円もしない。けして払えない金額ではありません。ほんとに購入して帰ってしまったのがマズかった。今では他に「シャア専用ザク(通称:シャアザク)」、「ドム」が手元にあります。とりわけドムなどあきれるほどよく動くので、手に入れた日はそれこそ時間(と歳)を忘れて遊びました。「グフ」もほしいし、「旧ザク」も「ズゴック」もほしい。コレクションはまだ増える予感。泥沼…。



さてさて今年はどうなることやら。


文責:Perkyことvicke
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by perky_pat | 2005-01-05 19:50 | 音楽 | Comments(0)
sonic vs avedon
The Sonic Youthを聴き始めたのは、LPで言えば "Bad Moon Rising" が出たあたりのころ。当時のこのバンドの知名度のことを思えば信じられないけれども、国内盤が出ていた。僕はこのレコードを聴いてグループにハマり、"Goo" を手にするまでは、良きリスナーであり熱心なファンだった。ホントに。それに、今は主だったものを除いて手放してしまったけれども、かれらにそれなりの時間とお金を注ぎ込んだと思う。

"Bad Moon Rising" が出た翌年(1986年)には "Evol"、次の年には今回とりあげている "Sister" をリリースしている。マイナーバンドだった The Sonic Youth の名が、それまでよりも少し知られるようになったのは、"Bad Moon Rising" だろうけれど、それからしばらくして訪れるかれらの幸運(?)をもたらしたのは "Sister" だろう。はじめて聴いた時にもそう思ったけど、今聴いても名盤だと思うに違いない。思うに違いない、と書いたのは今は聴くことがないから。よく言われるように、思い出は、それが思い出だからこそ美しいのです。

ジャケットはキンキラキン、でもないか。見ればわかるように雑多な角版の写真を並べて、セロファンテープで貼り付けて、その上から金色のインクペンでいろいろ書/描いている。CHROMEのジャケットを下品にした感じ。写真を見てみよう。どこかの家の寝室とか、彗星とか、OX3頭とか、赤ちゃんとか。べつに使われている写真に意味はないように思う。オーバーオールを着た女の写真。歳は…そうだな、鮮明じゃなくってよく顔が見えないけど、18、9ぐらいかしら。サイケデリックな模様がかぶせられている。古のライトショーみたいなやつ。

大学に通っていた時分だったと思うけど、ある日タワレコでCD版の "Sister" を手に取った。好きなレコードはそうしてたから、"Sister" もCDで買い直そうとしたのかも知れない。でも結局買わなかったのだけど。手に取ったジャケットを裏に返すと、なにかしらの写真があったはずの左上の一角がスミで塗りつぶされている。なにがなんだか訳がわからなくなって、「?????」としばらくその場で固まってしまった。家に帰りLPの同じ箇所を見ると、そこは「オーバーオールを着た女の写真」があった場所。この写真を使ってヤバいことになったのかなと推測。

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今年、10月に入ってすぐ、リチャード・アヴェドンという写真家が死んだ。81歳。客死。なんという幸せな死に方。『VOGUE』などファッション雑誌の仕事をはじめとして、主に人物撮影がかれのフィールド。アヴェドンの名前は知らなくても、彼の撮った写真をどこかで見たことがあるひとは多いと思います。有名だから。かれの代表的な作品(集)のひとつが "In the American West" 。名前の通りで、アメリカ合衆国の西部に暮らす様々な職種の人を撮ったもの。よければここのページに行ってください。抜粋を見ることが出来ます。「アレン・シルヴィ:流れ者」、「キャロル・クラッテンダン:バーテンダー」、などとその下にプロフィールが記された人物写真が掲載されています。そのつぎのページに行ってみてください。先ほどと同じようなページです。そのページの上部に、そばかすだらけで、髪の長いオーバーオール姿の女の写真がありますが、これがまさに「オーバーオールを着た女の写真」なのでした。

正確には女というよりも女の子。写真の下にやはりプロフィールを見ることができます:「Sandra Bennett, twelve year old」。Sandraちゃん12歳。12歳ってどんな職業だろう? オレもなれるもんならなってみたいぜ!という言い掛かりに近いヨタは置いといて、ある日を境に "Sister" ジャケにスミが塗られたのは、おそらくはこの女の子の写真を無断で使ったからでしょう。余談ですが、アヴェドンってギャラがべらぼうに高いらしく、作品使用料もそれに準ずるものだと思われます。でも、使用料を払う払わないじゃなく、それよりも作品を無断で使用した、というところがアヴェドンの怒りに触れたんだろうなー、と部外者の僕はかってに想像するのですが。

ところで、タワレコでスミ塗りsisterCDを手に取ったあの日からしばらくして僕は、ひょんなことから件の写真がリチャード・アヴェドンの手によるものだと知りました。写真家の名前は知っていたけど、その作品は知らない。逆の場合も多いけど、だいたいそんなもんでしょ。

アヴェドンの訃報を聞いて思い出したことがらでした。



文責:Perkyことvicke
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by perky_pat | 2004-10-05 21:04 | 音楽 | Comments(0)
ramones vs perky+pat and vicke
b0035072_20304144.jpgRAMONESの音ってニヒルだなーと思います。聴いててもプレイしてる奴の顔がまったく思い浮かばないもの。non non, and nonって感じ。曲を構造そのままコピーすることは簡単かもしれない。でもかれらと同じように演奏するのは、それはそれは難しいことでしょう。よって、ニヒルをそのうちに飼っている御仁でないと、さまにならないかも知れん。しかしながら、こういうある種のニヒリズムを感じさせるバンドってザラにあるようでいて、実はそんなに無い。

ハナシはかわってRAMONES。高校生の時分の僕は、かれらのコピーバンドにいました。役割はDee-Dee Ramone。だから1stアルバムのベースのパートは全曲今でも練習無しでいきなり弾けます。RAMONESの曲のなにが楽しいって、難しいことがらは何も考えずに演奏できる簡単な曲だということ。狭いスタジオでね、フルテン(「テ」ね)でね、1st初っ端の「britzkrieg bop」から最後の「today your love,tomorrow the world」まで通しでプレイしてみなさいな(アルバム全曲まるまる演奏しても、それでも30分かからない)、カタルシスどーーーー(以下略)。

最後に。もう半月もまえの事になってしまいましたが、9月15日、このRAMONESでギターをずっと弾いていた、Johnny Ramone(写真)が亡くなりました。56歳。5年ほど前から、前立腺癌をわずらっていたそうです。余談だけど、睡眠中の死亡らしい。そこにとてもロマンチックなものを感じる。これでRAMONESの創設メンバー4人のうちの3人が亡くなったことになります。自分のサイトにも書いたけれど、このあいだのRobert Quineといい、ここ数年はニューヨーク・パンクなどと呼ばれていたミュージシャンの訃報が非常に多いような気がする。まだ皆死ぬような歳じゃないのに。

冥福を祈ります。


文責:Perkyことvicke

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by perky_pat | 2004-09-30 21:28 | 音楽 | Comments(0)


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