日々徒然 +
by perky_pat
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引っ越っしっ!引っ越っしっ! /パーキー編
というわけで、引っ越しおばちゃんのマネをして布団をたたいてたら(不謹慎ですみません)、自分が引っ越すことになった。びっくり。一月半ほどまえにmが近所(当時)の不動産屋で見つけてきた物件を実際に見に行ったら、ふたりともすっかり気に入ってしまい、すぐ引っ越しを決めた。びっくり!

書くことはいっぱいある。なにから書けばよいやらよくわからないので、そのまま思い付いたことを書きます。読みにくいかも知れませんが、ご容赦を。あと、長いですので(なーにいつものこと)、これより先を読んでやろうという方は、下のリンクを押して下さいませ。



引っ越し前日とか前々日とかのことはもう思い出したくもないので、書かないが、あまりにもやることが多かったため、逃避、あるいは転位行動でギターを弾くぼくの横で女房が踊っている、という事態にしばしばなった(mは会社でそのことを喋ったら笑われたそうな)。ともかくこんなにウチに荷物が多いとは知らなかった。ほとんどのものは引っ越し屋さんに運搬を頼んだのだが、前日にクルマを借り、大切なもの、たとえばコンピュータとその周辺機器、資料、だいじな書類、カメラの類い、お人形(B&B)はじぶんたちで運んだ。引っ越し先は、前の場所からは最寄り駅で言えば3駅ぶん、自動車ならば10分強ぐらいの距離の場所。高台(つーか山?)になっていて、海抜0メートル地点の住民から、一気にハイランダーになったの。これでTSUNAMIももう恐くない。高台、つーか山の住宅地。坂だらけで、すこし神戸っぽい。ちょっと行けば完璧な郊外の風景がひろがる。良くも悪くもサバービア(アハ)。最寄り駅までは11分てくてく歩かなければならない。いちばん近いスーパーマーケットも同じ。その道中はやはり坂。前は気にならなかった荷物が、今は手に重い。以前は平坦な道を3分も行けば駅だったし、徒歩5分圏内にスーパーが4つもあった。でも引っ越した今の家のほうがよほどいいです。歩くのは、ぼくもmも好きなほうなので、歩いて買物に行くことは別に苦にならないのだけど、クルマがあったほうがもっと便利かもね、とは思っている。あとここのいいところはネコの多いところ。そこかしこにいる。どいつもこいつも肉付きがよくって毛もつやつや、そして人間に対してひじょうに愛想がよく(大概のネコが、こちらのカオみりゃ「にゃぁ」と挨拶してくれる)、動作もどこかのんびりとしている。ぼくは、ネコどもが住みやすいところは人間も住みやすいところだと考えているので、やはり引っ越しは正解だったかも。イヌも多い。両隣り、はす向かいの家に犬がいる。とくに左隣の2頭のビーグルは、ぼくらの顔を見ればぴりぴりとしっぽ振ってくれる。とてもかわいい。最初に不動産屋に連れられて見に来たときにもぴりぴりしっぽ振ってくれた。番犬にはならないなー。とってもかわいいけれど。


引っ越しのことを書かねば。引っ越し荷物の運搬は、いい引っ越し屋さん知りませんか? と、不動産屋に紹介してもらった引っ越し屋さんに頼んだ。この引っ越し屋さんは、その料金設定に特長がある。値段をきいて驚くなかれ、ウチのような夫婦2人住まいの家ならば、どんなに荷物があっても38,000円。三万八千円である。くり返すが、その家にどんな量の荷物があっても38,000円ポッキリ(死語)ということである。引っ越しの相場なんて知らないのでシロウト考えではあるが、どう考えてもこれは激安だと思う。ちなみに心配になったので、他の引っ越し業者数社に見積もりをしてもらったところ、相場は8〜9万だった。ますます心配になったので、本当に38,000円でやってもらえるのか、いちど見積もりに来てもらえませんか、と件の激安引っ越し屋さんにさいごに連絡を取った。来たのは屈強なラガーマン。不動産屋の担当してくれたひとが、じぶんと同じフットサルのチームにいる人と言っていたのをきいてたので、でも実際に来たのはラガーマンだったのでびっくりした。Tさんといったが、早速見積もりをしてもらう。うちにはでっかい木の本棚がふたつあって、Tさんにはそれの運搬がどうも心配のようだった。でも各部屋をざあっと見て、「38,000円でさせてもらいます」とこともなげに言う。そりゃ、38,000円ポッキリの料金をうたっているわけであるから、当たり前なんだろうけれど、ホントにその料金でやる、なんて言うなんて実は思ってもみなかった。いかにもありがちなことだが、「これはこれこれあーだからこれこれで×万円が加算されましてぇ…」などということで、上がってくる金額は、結局は他社の見積もりとそう変わらないんじゃないかと内心思っていたわけだ、ぼくは。疑ってすみませんでした。さて、作業内容だが、作業は2人で、運搬は2トン車で何往復かするとのこと。そこまで聞いたぼくは電話がかかってきてしまったので、その場はmに任せて中座する。しばらくして、別の部屋で電話で喋っているぼくのところにmがやってきて、「1万円足して、もうひとり来てもらおうと思うんだけど、どう思う?」と尋ねる。安すぎて申し訳なくなったらしい。どの業者にも8万から9万かかると言われた家の荷物が、それより安い値段で片付くのであればいくらでもいいではないか? 結局+1万、48,000円で3人に来てもらい、2トン車とバンのふたつのクルマで往復運搬、ということにしてもらった。当日は実はポチ袋に3,000円ずつご祝儀に配ったので合計6万ほどにはなったのだが、それでもじゅうぶんに安い。余談だが、見積もりをとった他の業者が、どうするのか後日問い合わせて来た。「申し訳ありませんが、他の業者さんに頼むことにしました」「そうですか、残念です。ちなみに料金はいかほどか、もしよろしければ、参考のため教えていただけませんでしょうか?」「48,000円です」「えっ…!」。驚くのも無理はあるまいて。でも心配しなくてもいいと思いますよ。あなたたちの料金設定がおそらく正しいのだから。

契約が成立したので、段ボール箱を50箱置いていってもらう。ああ、でもそれからが地獄だった。


上で書いた、引っ越し屋Tさんが心配になった本棚には、本やらレコードやらがぎっちりと刺さっている。この本棚、とてもたくさんの本が入るので、良い買物だったのは確かなのだが、たくさん入りすぎるのも考えものだ。そこにある大量の書籍、それらをひたすら段ボール箱に詰めていくのだが、詰めても詰めても減らない。なので、3箱ほどいっぱいにしたところで嫌になった。ぼくは昔から本が捨てられない。買った本の類いはほとんど手元に残しているのではないか。なもんで、実家には、バチカンの例の書庫に倣い、「地獄」と呼んでいるそれらの大半を保管している(保管? これは語弊がありますな)物置き小屋がある。もう二度と手にしないような本もあるというのに。オヤジは常々、「一度読んだ本は二度読まん」と読んだ本は片端から処分したりしているが、ああいうふうになれるといいなとも思う。嫌になったが引っ越しすることを決めてしまったので、肚は何れにせよくくらなければならない。何年かまえの冬に引っ越しを手伝ったことを思い出した。あのときも書籍類が多く、かなりの量の荷物だった。ぼくは運転手も引き受け、借りて来た軽トラで旧居と新居のあいだを何往復かして重い荷物を運んで大変だったけど、引っ越しでほんとうに大変なのは、その運ぶ荷物を「作る」ことだ。もうしばらくはやりたくない。

いままで寝起きしていた「寝室」と名付けていた部屋に、段ボール箱がつぎつぎ積まれていく。中にはモノが隙間なくぎっちりと詰まっていて(引っ越し屋さんには「荷物は八分ぐらいまで詰めて、あとはクッション代わりにタオルとか服とか入れておいてください」と言われていたにもかかわらず)、外側には内容物が書いてあるらしい。その「字」はぼく、あるいはmにしか読めない。必要に応じ、「取り扱い注意」とプリントされたテープを箱に貼る。作業を3日続けると、その部屋の窓の開け閉めが、積み上げられた段ボール箱に阻まれてできなくなった。それにもうそこは寝室ではなくなった。この元寝室だった部屋に積まれた段ボール箱群を見た義妹のaちゃんが、「(ゲームの)倉庫番みたい!」と言っていた。ほんとそうだよ、箱を上手い具合に動かさなきゃ、窓も閉められやしない。家の中がだんだんと廃虚めく。でもコンピュータのまわりだけ、そのままを保っているのがおかしい。ほんとうにこれ(部屋の片づけ〜引っ越し)は終わるのだろうか? 冷蔵庫の中のものも片付けなくてはならない。それらで考えられる限りのデッチ上げ料理をつくるが、それでも最後にはかなりの食材を捨てた。荷物を作っている途中で、持って行くつもりだったものを捨てることに決めたり、またその逆もあった。わからないものである。

…で、引っ越し当日の朝になっても結局まだ荷物を作ってたりするのでしたっ! とにかく引っ越し屋さんには、「寝室」にうず高く積まれているブツから持ってってもらう。約束通り3人来た。Tさんとあとふたり。KさんとSさん。あとでこのおふたりのことを聞いて我々は驚愕する。それはさておき、いやー手際がいい。やっぱりプロフェッショナルだわ。つぎつぎと荷物がなくなっていく。出んの? と思うようなでっかいブツもあっさりとなくなっちゃう(ま、入ったんだから出るんだろうけど)。1時間半ほどでクルマが荷物でいっぱいになったので、第1便出発。ぼくらもKさんの運転する2トン車に乗せてってもらう。Kさんといろいろ道すがら話をしたのだが、なんとこのひと、本業は郵便配達とのこと。びっくりした。Tさんとは幼馴染みで、ときどきこうして仕事を手伝っているとのことだった。ふたつともモノを運ぶ仕事ではあるが、手紙と家具では重さ(物理的なね)がぜんっぜんっ違うと思うのだが。Sさんも本業は機械工とのことだった。アルバイトで時折やはりこうやって引っ越しの仕事をしてもう2年ぐらいになるという。たまにとはいえ、こんな重い荷物を運んで、腰痛になったりしないのかしらと、ひとごとながら心配になった。でもあのひとたち楽しそうだったなぁ。こっちまで楽しくなった。重いものをずっと運んでると、一種ワーキングハイみたいになるのかな、とも思ったが、おそらくはあの仕事が好きなんだろうな。

またまた余談だが、葛飾北斎は生涯に90何回か引っ越しをしたんだそうな。どっかで読んだおぼえがある。世の中には引っ越しが趣味ですとか言ってるひとがときどきいるけど、ぼくからしてみれば、「信じられない」。あたらしい環境でリフレッシュ? そりゃいい。ぼくも必要だと思う。でも引っ越しするまでのことを考えるとゾッとする。

閑話休題、トラックは新居到着。箱ごとに各々の部屋へ運んで行ってもらう。天気は良い。暑い。本当に暑い(当日は午前8時半の時点で既に気温32度だったそうな)。短パン、もう数回洗えばきっとどこかほころぶであろうぐらいにペラペラの薄いTシャツ、とサンダル、で首にはタオル。これ以上ないというぐらいいい加減な格好をしているのだが、じっとしていても汗が滲み出てくる。こんな動くのなんてイヤ!な状況でも黙々と動いてくれる引っ越し屋さんはすごいな。ほんとうにすごいな。いま思い返してみても、仕事とはいえ、頭が下がる。件の本棚。この家では、ひとつは1階、もうひとつは2階の部屋に置くことになっている。だが2階への階段を上がれないことが判明。箪笥(本棚にくらべるとまだ小さい)でやったように、ベランダ側よりロープにて引き上げることになったが、引っ越し屋さんの話から察すると、それも本当はかなり難しいようだ。バラバラにして、パーツごとに持って上がるしかない。ぼくとmとでバラすことにする。何年もまえに購入したこれは、組み立て式だったのだが、自分で組み立てたのに、バラしかたがよくわからない。ついてたであろう説明書もない。なもんで、構造をよく調べて、バラしかたを検討する。炎天下で相変わらず汗は止まらないが、これだけかけば、あとはどれだけかこうとあんまりかわらない。自棄になって動く。案外構造は単純なことが判明。パーツに目印をつけながらひたすらバラす。1時間ごとぐらいの休憩時間に飲み物を買いに行ったTさんが、そのたびぼくらのぶんも買ってきてくれる。ありがたくもらう。カラカラなので、すぐに飲んでしまう。あとでmと計算してみたら、1日でひとりあたり3リットル以上の水分を摂ったことが判明。でもぜんぜん飲み足りなくて、喉は眠りに就くまで渇いていた。ちなみに引っ越しが終わって夜、あれだけ汗かいたんだから体重減ってるだろうねーとか言って体重計乗ったら、逆にふたりとも増えてた。

バラした本棚ひとつぶんのパーツを2階に運び、そこでまた組み立て。慎重にやる。そこに詰める本は、今回は厳選しようと思う。ウチのモノの多さには今さらながら呆れた。ふつうに生きてりゃ、あんなにモノはいらん。実家にこんど帰ったら改めて地獄巡りもしようと思う。

引っ越しは午前9時半からはじまって、午後5時半に終わった。8時間。予定していたより少々かかったけど、無事すんだ。なんと、でもTさんたちは、これからまた別の現場があるんだと。びっくり。Tさんに引っ越しの件で電話をすると、どんなに朝早くても、夜どんなに遅くてもいつでも働いているので、「いつ寝てるのかねー」なーんてm嬢と笑っていたが、ほんとにいつ寝てるのか気になる。よく働くひとだなあ。でもそれは、やっぱり引っ越しの仕事が好きだからなんだと思うけど。それにしてもお三方とも面白く、かついい人たちでした。なかでもやっぱりタダ者ではないTさんのことは、ぼくもmもとても気に入ってしまいました。機会があるなら、次回もかれに引っ越し頼みたいくらい。

夜はすぐ近くの中華料理店に行って食事をする予定だったけど、もう少し行った先に回転寿司のお店を見つけてそこに入った。閉店まぎわでお客はまばらだったけど、そこそこおいしいお店だった。帰ったらとにかく寝る。翌日からコンピュータ関係の復旧をはじめる。慎重に運んだつもりだったけど、CPUがちゃんと起動して、かつ周辺機器に異常がないことがわかるまではドキドキだった。でもインターネット環境の復旧は、工事の関係でしばらくかかった。

週末に、用事で今回世話になった不動産屋さんに行く。紹介してもらったTさんのところに引っ越しお願いしたんですよ、あのひと、とても面白いひとですね。と言うと、やはり我々が睨んだとおり、なにかとエピソード満載の方のようで、若いころはアラブに行ってたとか(なにしに?)、たくさんオモロイ話しがあるみたい。知り合いになりたいわぁ。


最後に。今回引っ越し屋さんだけではなく、いろいろなひとに助けてもらいました。とくに、旧居のマンションのお掃除オバちゃん(長かったけど、最後まで名前知らなかった)、それとお留守番とお掃除をしてくれたaちゃん、どうもありがとうございました。


文責:Perkyことvicke
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by perky_pat | 2005-07-14 01:04 | 日々徒然 | Comments(3)
Commented by ひさぇ at 2005-07-24 12:29 x
いっそのこと富山へひっこしませんか?
あの引越しオバサン、出身は富山だそうです・・・
Commented by perky at 2005-07-25 16:46 x
こんにちは、paerkyです。いつもpatと仲良くしてくださって、ありがとうございます。代官山、もう1日早く行っていたら、ひさぇさんとお会いできていたかもしれませんね。富山はpatと知り合うまでは、縁も所縁もない土地だったのですが、今では富山駅前から総曲輪商店街、中央商店街など通って、patの実家に歩いて行くぐらいのことなら可能です。引っ越しですか? お義父さん(papapat)に「富山に引っ越してこんか?」としょっちゅう言われてますが…。

>引っ越しオバサン、出身は富山
びっくり。

いつかお会いしましょう。
Commented by pat at 2005-07-26 19:24 x
ひさえさんのおかげで富山もすこしは知名度上がったんじゃないかな? 富山出身者にはときどき「濃い」人がいるみたい。私の知り合いにも声も態度も大きい「濃い」富山人がいますよ(^^;;;。
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